
こんにちは。えすひろです。
11月23日は「いい房の日」です。新居浜の人には馴染みある語呂合わせですよね。
毎年SNSでも新居浜市内外の皆さんが太鼓台の写真・動画を投稿し、盛り上がりを見せています!
この記事では新居浜太鼓祭りの主役である太鼓台達の「房」についてまとめていきます。
新居浜太鼓祭りが好きな方、興味のある方に読んで欲しい記事です。是非最後まで見ていって下さいね!
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房とは?
房(ふさ)とは「細い糸を束ねて垂らした状態のもの」の総称です。新居浜太鼓祭りで用いられる房は「雨」を表し、雲を表す「くくり」と合わせて恵みの雨・五穀豊穣への感謝を具現化したものとなっています。
また、新居浜型太鼓台の房には束ねた糸の上に「結び」という括り目が付いており、「揚げ巻き」「梅」「菊」など様々な種類があるこの部分も、地域ごとの個性を出すポイントの1つです。

新居浜型太鼓台「房」の特徴
新居浜市の他にも「太鼓台」や「ちょうさ」と呼ばれる、房を付けた山車が出る祭りは各地にありますが、新居浜型太鼓台の房はそれらに比べて太く長いのが特徴です。
揺らし方1つで様々な表情を見せる房は太鼓台の顔であり、四国三大祭りに数えられる新居浜太鼓祭りの勇壮さ、華麗さの象徴と言えるでしょう。豪華な反面、喧嘩祭りとして有名だった側面から全体的にシンプルな作りとなっている新居浜型太鼓台の中で、房だけは大きく誇張されています。
躍動感がありパッと目がいく場所が大きく華やかなのは、新居浜型太鼓台の完成度の高さ、そして現在の形に進化させてきた先人達のセンスを物語る証ですね!

房は新居浜以外のお祭りの山車にも使われるポピュラーな物であるため、作ることが出来る職人さんは意外と多かったりします。
そのため新調の際、新居浜型太鼓台の房製作経験の浅い・もしくは無い職人さんに房を作ってもらう機会もあるそうです。
ですが新居浜太鼓祭りの激しい房の動きを想定していなかったため、祭りの度に毎年補修に出さなければならなくなった太鼓台もあるんだとか・・・
大きさ・美しさは真似できても、新居浜太鼓祭りの担ぎに耐え得る房を作るのは難しいということですね!
いい房の日動画!
太鼓台の動きに合わせて表情を変える房。色々な技がありますが、この記事ではその一部を動画で紹介していきます。

小勇み(房割り)
太鼓台を小刻みに揺らす技です。小気味好く房の先が割れ、担ぎ手の威勢の良さが表れます。
大振り
太鼓台を大きく上下に揺らすことで房が捩じれながら大きく動きます。太鼓台の勇壮さを感じる技です。
放り投げ
その名の通り天高く太鼓台を放り投げる技です。房は上下左右に激しく暴れ踊ります。
最後に
房には新居浜太鼓祭り、新居浜型太鼓台の「動」の魅力が詰まっています。
皆さんも11月23日「いい房の日」は写真や動画で太鼓台の見事な房の動きを楽しんでみてはいかがでしょうか?
最後まで当記事を読んでいただき、ありがとうございました!