
こんにちは。えすひろです。
新居浜太鼓祭りを愛する皆さん、突然ですが太鼓台舁いてますか?
以前とある自治会に取材に伺った際、こんな話になりました。



ということで今回はお祭りへの参加・不参加(かき夫として)の話。
太鼓台を舁かない人にはそれぞれ理由があると思うのですが、この記事ではそんな皆さんに「次回は舁いてみようかな?」と思ってもらえるように、あんなことこんなことウダウダ書いていきますので、ぜひ最後までご覧ください!
- 太鼓祭りは好きだけど舁かない派
- 太鼓台を舁いてみたい
- 参加する踏ん切りがつかない
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新居浜太鼓祭りの舁き夫減について
勇壮華麗・豪華絢爛と称される新居浜太鼓祭り。
市内54の太鼓台が街を練り歩き、各地で神事・かきくらべを行う愛媛県新居浜市最大の行事です。
神事に使用する山車としてはもちろん、地域の結束のためのツールとしても活用されてきた太鼓台は、独自の歴史的背景の中で大きく華やかに進化しました。

重さ2.5t〜3tと言われる太鼓台。昔からよく聞く紹介では1台の太鼓台を150〜200人で舁くと言われています。
が、しかし!
実際は多くの太鼓台でかき夫150人未達なのが現状です。
私が舁かせていただいている太鼓台の中で、かき夫が多いと感じるところですらかき棒1本につき15・6人ほど(かきくらべ直前の棒割りの様子から)。
単純計算で16×8=128人。台場周りや横棒を舁いている人・棒端係を合わせても150人に届くかどうかというところです。
さらに新居浜太鼓祭りは毎年同日開催ですので、平日開催の場合さらに人数が少ないこともあります。
比較的世帯数の多い地区の太鼓台でもこの状況ですのでそもそもの世帯数が少ないところはさらに厳しい状況であると言えるでしょう。

人も減る 関心も薄れる
新居浜に限った話ではありませんが地方の人口は少しずつ減少しており、核家族化も進んでいるため徐々に地元愛が醸成されにくい環境になってきています。

そもそも移住者比率が高い新居浜で、多大な地元愛を要する新居浜太鼓祭りクラスの巨大な祭りを維持していくのはとても難しい話であり、時代の流れには逆らえない部分もあるのかもしれません。

お祭り好きな人は舁けばいいじゃん!
ということで本題。
かき夫減少を食い止めるのはなかなか難しい。であればせめてお祭りが好きな人はみんな太鼓台舁けばいいじゃんと僕は思うわけです。
冒頭にも書きましたが、皆さんが太鼓台を舁かない理由は何ですか?
- 一緒に舁いてくれる仲間がいない
- 写真・動画を撮りたい
- 子供の面倒を見ないといけない
- 太鼓台を舁きたいが、かき夫登録の方法が分からない
僕も以上に挙げたことは全て感じたことがあります。
ですがこれらの問題があってもやっぱり太鼓台は舁いた方が楽しいんじゃないでしょうか。
太鼓を舁くのは一人でも楽しい
太鼓台を舁くとき、友達や知り合いがいないと嫌だという人をよく見かけます。
しかし太鼓台を舁くときに他人と喋ることはないですし、一般のかき夫として参加する分には自由時間も多いので、太鼓台が動いてないときは他所を舁いている知り合いに声をかけに行くことも可能です。空き時間は他の太鼓台の演技を見に行ったって全然構いません。

一人でいても太鼓台を眺めながら腕を組んでパリッとした顔をしておけば浮くことはないです。
というか一人で太鼓台を舁いてる人って結構多いですよ!
写真・動画を撮りたい方は太鼓も舁いて二倍楽しむ
最近は太鼓台の写真・動画撮影を楽しむ方が増えてきました。
迫力のある布団締め、躍動する大きな太鼓台と揺れる房・・・新居浜の太鼓台って最高の被写体ですよね!
僕も撮影が好きなのでその気持ちよく分かるのですが、それと同時に太鼓台はしっかり舁くようにしています!
自分がかき夫登録している太鼓台はしっかり舁いて、その前後は太鼓台の撮影もしてと、人の倍お祭りを満喫しているつもりです。
大きな脚立とカメラを持って撮影に行くという方も、撮影場所を絞るなどして自地区の太鼓台は舁いた方がより楽しめて良いのでは?と思います。
子供と・家族とかきくらべにGO!
「自分しか子供を見る人がいない」という場合は別として、そうでない方は太鼓台を舁いていた方が子供は喜ぶんじゃないかと思います。
なるべく奥様やご家族に負担をかけたくはないという気持ちは分かりますが、子供から見てお祭りのときに法被を着ているお父さんと着ていないお父さん、どちらがカッコ良いでしょうか?
妻に愚痴をこぼされてしまうと、旦那という生き物は100%か0%か(ガッツリお祭りに参加するか、全くしないか)で物事を考えてしまいがちですが、家族と一緒にかきくらべ会場に足を運び、演技の間だけ太鼓台について終わったら子供たちと過ごす・・・の様な30%~70%くらいの参加の仕方もこれからはアリなんじゃないかと僕は思います。
かき夫登録は各太鼓台・青年団のSNSをチェック!
地区によりますが、部落外の人でも分け隔てなくかき夫登録できる太鼓台は多くあります。
そういったところはお祭りのひと月ほど前から自治会館等で受付を行っている場合がほとんどです。
近年はSNSなどを活用して、市外・県外の方でもかき夫登録がしやすい環境作りを行っているところもあります。
お祭り期間中観光で新居浜に訪れる方は、ぜひかき夫としてお祭りに参加してみてはいかがでしょうか?
最後に
お祭りに参加するだけではなく若い子は青年部に入って、世帯主は自治会活動も云々・・・という話は置いておいて「お祭りが好きな人はとりあえず太鼓舁かなきゃ勿体無いよ!」といった阿波踊り的メンタリティーで今回は記事を書いてみました。
今年は中止となってしまいましたが、コロナ禍が過ぎ去った後に開催されるお祭りではどの太鼓台も見事な演技を披露してほしいです!
最後まで当記事をお読みいただき、ありがとうございました!